築147年の古民家を購入しました!(富山県砺波市)

散居村(富山県砺波市)の住み継ぐ文化を広めたくて、ついに古民家を購入しました。

立派な「アズマダチ」と「ワクノウチ」・「カイニョ」すべて本物の最高レベルですね。

売主様はこの地区の庄屋さんをしていた由緒ある13代目当主の方です。先祖代々のお話も聞いてきました。

明治9年(1876年)築の147年前の物件です。

ちなみに翌年の1877年は西郷隆盛で有名な西南戦争の年です。歴史を感じますね!

現在、リノベーション工事のための内部調査をしております。

かっこいいモデルハウスに仕上げますのでご期待ください!

北欧リノベーションYouTubeチャンネルが出来ました!

北欧リノベーションYouTubeチャンネルが出来ました!

今回は福井市に新しくオープンしたリノベスタジオから営業の上田君が「リノベーションでここまで出来る!」をわかりやすくご案内いたします。

建替えかリノベーションか、リノベーションって何?などなどご興味のおありの方はぜひご覧ください。

ジャパンディとは

弊社は輸入住宅の「スウェーデンハウス」をはじめ、北欧雑貨店「リンネル」など北欧デザインを得意としていますが、最近話題のJAPANDIジャパンディのコーディネートもおススメしています。

「ジャパンディとは、和と北欧が融合したインテリアスタイルのことですが、「Japanese」「Scandinavian」を掛け合わせた語ですね。

「ジャパンディ」「和モダン」と何が違うの?とよく質問されます。「和モダン」は日本人の目線で和室を近代的に進化させてきたことに対して、「ジャパンディ」は欧米人から見た日本らしさはこれだという観点なのでイメージに多少のズレがあるかもしれませんね。

 

ジャパンディ」について公式なHPや資料は見当たりませんが、日経新聞2022年10月30日号に紹介されていました。記事によると、「ジャパンディ」という言葉が使われ始めたのは2017年頃だそうです。しかし実際に火が付いたのは2020年末頃ということです。

日本と北欧の住宅文化はとてもよく似ています。自然素材を使用したシンプルなデザインの家具や建築素材の組み合わせが特徴です。また 日本には禅や侘び寂びの美意識があり、素朴で質素、繊細なものが好まれています。そしてお庭などの自然もインテリアの一部としてコーディネイトされてきました。

一方で北欧の人々は、日照時間が短いことから家の中で過ごす時間をとても大切にしていますね。外で過ごす時間が少ない分、家の中に自然物を取り入れたり、インテリアにも上質な素材を使用してより快適な暮らしを求めてきました。

今後も「ジャパンディ」の事例を取り上げていきます。

散居村ミュージアムに行ってきました!(富山県砺波市)

砺波市で散居村の空き家になっている古民家を調査しています。

二日間で空き家バンクの登録物件やポータルサイトの売り物件を30件以上見て回りました。

その途中で、「散居村ミュージアム」を発見しました。

早速、見学させて頂きました。空き家対策担当の方ともご挨拶させて頂きました。

「アズマダチ」

西南の卓越風を避けるために玄関は東側を向いています。

なので「アズマダチ」と呼ばれています。

金沢の武家屋敷由来のカッコイイ切妻屋根ですね!

「ワクノウチ」

立派な梁などの構造体ですね。

 

「カイニョ」

屋敷林の木材を活用して燃料にしたり、家を増改築する際の材料に使ったりと400年前からSDGsが推進されていました。

引用:パンフレットより

 

実際に移築された古民家も見学できました!

散居村~1ヘクタールのユートピア(富山県砺波市)

社内の「北欧リノベーションプロジェクト」で富山県の砺波平野に広がる「散居村」の勉強会を開催しました。

参加者77名でBS朝日で以前放送された「散居村~1ヘクタールのユートピア」という番組を視聴させて頂きました。

私がこの番組を見て「散居村」の成り立ちにとても感動したからです。

 

弊社では輸入住宅のスウェーデンハウスを取り扱っていますが、

北欧のスウェーデンには、

     「1代目(親の代)で住宅、

      2代目(子の代)で別荘、

      3代目(孫の代)でヨットを買う」

といった、住宅・暮らしに対する思想があります。

祖父やその前の世代が残してくれたお家を大事に住み継ぐことでとても裕福に暮らしています。

消費税が25%で所得税が50%でも資産が残っていくのですね。とても素敵な暮らし方だと思います。

 

しかし、日本にもそんな暮らし方があったのです。

しかも身近な北陸の砺波平野にです。

この番組から散居村には、

     「4代前(120年前)ワクノウチ、

      3代前( 80年前)座敷・縁側・玄関、

      2代前( 60年前)茅葺から瓦屋根、

      1代前(祖父)基礎のやり替え(コンクリート)、

      ご本人(息子さん)風呂・キッチン・トイレ改修」

といった、住まいを次世代へ大切に住み継ぐ文化があることを知りました。

 

最近では空き家が増えており、この約7,000世帯あると言われている散居村も例外ではありません。

空き家バンクにも登録が増えていました。

ぜひこの「散居村のお家を大事に住み継ぐ文化」を残すために貢献していきたいと思いました。

引用:BS朝日 番組名:「散居村~1ヘクタールのユートピア」より

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