建て替えかリノベーションか

建て替えか?リノベーションか

■あなたに向いているのはどっち?
 建て替えが向いているか、リノベーションが向いているかは価値観や家の状態によって判断できます。

建て替えが向いているケース

 

    □建物の向きやかたちそのものを大きく変えたい
 □軟弱地盤で家が少し傾いている(沼地等)
 □住宅性能(断熱、気密、耐震)を国内最高レベルにしたい
 □建物の工法自体を変えたい
 □費用がかかってもいいので基礎を残さず、すべて刷新したい
 □2階建てを3階建てにしたい
 □平屋を2階建てにしたい

リノベーションが向いているケース

 

    □愛着のある家、思い出の詰まった家を残したい
 □柱や梁(はり)等価値あるものを壊さず活かしたい
 □工事内容、予算、老朽度に合わせて費用を調整したい
 □建ぺい率の問題があり、建て替えると家が小さくなる
 □CO2の排出を抑え、エコに貢献したい(廃材、ゴミを削減)
 □費用を抑えて、老後の資金に余裕を持たせたい
 □減築したい、または、増築したい

 

⇒気になる基礎や構造は当社の建築士がインスペクション

住宅の現況診断)により精査し、

   どのような状態か的確に判断するので安心です。

リノベーションの費用感と会社選びのポイント

リノベーションの費用感と会社選びのポイント

 

新築かリノベーションかを検討される方が多いかと思います。リノベーションにかかる費用感を図にしました。参考にしてみてください。

 

 

次にリノベーションをお願いする会社を選ぶための診断チャートをご用意しました。

 

 

診断チャートの結果はいかがでしたでしょうか。リフォーム・リノベーションに対応する会社は大きく5種類あり、それぞれ強み・弱みがあります!住まいづくりは、人生の中で大きなイベント。ぜひ優先順位を整理しながら、最適な会社選びをしましょう!

 

古民家の間取りは地域で違う

古民家の間取りは地域で違う!

屋根の形に気候の影響が大きいことは前項で述べましたが、間取りには地域性や産業形態、信仰による違いがあります。中でも、主に地域の歴史と産業形態に左右された間取りは生活動線によって決定されます。
例えば、北海道ではチセがアイヌの代表的な民家ですが、形態は竪穴住居のままで、室内は中心に囲炉裏のある間仕切りのない土座住まいのワンルームです。狩猟が中心だったため、室内の作業スペースはなく一部屋に家族が集まり、、寝食を共にしました

富山平野では、風林に囲われた東屋の散居村が美しい田園風景を創り出しています。
福井には、木づくりという仏間を中心とした間取りがあります。平面が木魚を叩く道木に似ています。浄土真宗が盛んな土地柄ですから、信仰に影響された民家です。
滋賀では、伊香型と言われる妻入民家があります。玄関が土間で奥に座敷があります。
上州と甲府や松本盆地には、養蚕との関係が深い民家が多く存在し、入り母屋の屋根に窓を開けた兜造りやせがい造りの屋根があります。間取りは四間取りです。

地域での特徴を知ることも面白いですね。

古民家の屋根は気候で決まる

古民家の屋根は気候で決まる!

全国に建てられた古民家は地域によって形態が違います。茅葺農家の地域分布図をご覧いただくとわかりますね。

雨の多いところは屋根勾配が強くなり、少ないところは緩やかになります。雨や雪を早く落とす必要から生まれた屋根勾配の強い形状が特徴です。

合掌造りは長い冬を耐えるために親族が集まって住む多層民家です。一軒の家に住んだ人数は24人という記録があります。

本棟造りは、豊かな土地柄を反映して、大きな正方形のの農家です。建物の真ん中には光が届いていないほどです。雨が少ないため、屋根材は栗の木を割って葺いた板葺きとなっています。

地域ごとに違う屋根には理由があるのですね。

 

 

 

 

 

 

 

2025年の4号特例縮小とは

2025年の4号特例縮小とは

 

    

はじめに「4号建築物」について。
4号建築物は、建築基準法第6条第1項4号に規定されています。建築基準法第6条では、建築物を規模、用途、構造種別により1号から4号建築物に分類しています。木造の4号建築物は、以下4つの規定を全て満たした建築物です。
・最高高さ13m以下(13m含む)
・最高軒高9m以下(9m含む)
・地階を除く階数が2以下(2階建てと平屋建て)
・延床面積500㎡以下(500㎡含む)
このように、一般的な木造住宅は「4号建築物」です。

端的に説明すると、木造2階建ては特例がなくなり、木造平屋建ては、従来通り特例が残るという感じです。特例がなくなるということは、仕様規定の検討を確認申請図書として提出し、構造部分も審査されるということです。

二世帯化リノベーションのメリット

二世帯化リノベーションのメリット

 

■価値観に合った二世帯のかたちで相互サポート

 

■二世帯同居なら、住宅取得費用を抑えられる

 
親世帯にとっては建て替えるより安く、新築同様に新しくなり、
 さらに子世帯にとっては土地を買う必要がないため、
 新築より安く新居を得ることができます。
 また、リノベーションなら税金やローン控除なども安く済みます。
 安く済んだ分を子供の教育資金や旅行に使うなど
 日々の暮らしを豊かにすることが可能です。

 

■性能向上リノベーションで快適、健康な住まい
 冬寒い、夏暑いという方のお悩み解消!健康増進、光熱費削減効果も期待できます!


 地震に強く、頑丈な家になるよう、上部構造評点1.0を目指します!


国の基準を大幅に超える断熱性能

国の基準を大幅に超える断熱性能

1.サーモグラフィによる調査
  サーモグラフィを使って、建物の断熱がどんな状態かを調査し、ビジュアルで提示します。
  冷気の進入や、暖められた空気がどの部分から逃げていっているかがひと目でわかります。


2.光熱費シミュレーション(概算見積りの段階で提示)
  当社なら専用の断熱診断システムを使い、光熱費のシミュレーションや、UA値などの数値を出力します。
  定量データを提示しますので、安心です。

3.現場発泡硬質ウレタン吹付
  当社は現場発泡硬質ウレタン吹付が標準仕様です。厳選した断熱と高性能サッシが高い断熱効果を発揮します。 
  専任大工、職人が施工品質を徹底し、高い断熱性能を約 束します。

令和六年能登半島地震に関しまして

この度の能登半島地震により被災された皆様、ならびにそのご家族の皆様に心よりお見舞い申し上げます。皆様の安全と被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。

弊社の住宅をご所有の方で、住まいに関してお困りのことやご質問がございましたら、「お客様センター」までご連絡ください。

お客様センター専用LINE  https://lin.ee/LQ1p3N7s

*写真や動画を撮って送っていただけると、よりスムーズな対応が可能です。

緊急性の高いところから順に対応させていただきます。
何卒、ご理解いただけますと幸いです。

弊社といたしましては、住まいのトータルクリエイターとしての役割を果たすべく、

人命と安全を最優先に配慮しつつ地域の皆様、関係者の皆様とともに復旧・復興に寄与してまいります。

世界遺産 五箇山にある合掌造りの構造

古民家鑑定士の資格を取得し、古民家マニアを目指しております。

富山県にある世界遺産、相倉集落に行きました。合掌造りの家で現在もお住まいです。

本日は「合掌造りの構造」についてお話いたします。

「合掌造り」は茅葺きの叉首(さす)構造の切妻屋根の建物で、急勾配の屋根が手を合わせた姿(合掌)に似ていることから名付けられたそうです。合掌造り家屋は、小屋組(屋根を支える骨組み)と軸組(柱・桁など主要部の構造)がはっきりと分けられる点が、ほかの民家とは異なる特徴です。この構造は大工が伝統的な組み方で立ち上げる軸組に対し、小屋組は住民が協力して作る、集落の慣習が生み出したものです。


積雪が3mを超える豪雪地帯の五箇山では、雪の重みや強風に耐える構造は何よりも重要です。小屋組は、叉首(さす)(ガッショウ)を三角形に開き屋根を急傾斜とするだけでなく、軸組との境の叉首下端をウスバリに挿し込むだけの柔軟な構造で、積雪や強風によるゆがみに強い。また、その屋根の重さを柱に伝える軸組の「チョンナバリ」は、山の傾斜で育った根元の曲がった樹木を使い、構造的にも意匠としても優れていることが特徴です。是非皆様も足を運んでみてください。

古民家の再生のポイントとは

古民家の再生のポイントとは 

~古民家ならではの注意点~

ポイント1 建替えかリノベーションかの見極め農村部や山間部に存在する古民家は、伝統工法ならではの歴史的にも価値のある建物が多いですが一方で、
現況の基準に満たない基礎だったり、中には建物が傾いているケースも少なくありません。
クロダハウスでは、建築リテラシーを活かし、建替えが良いか、リノベーションが良いか、ベストな選択を提案します。
この、いかに見極めするかが、古民家再生の最大のポイントです。

ポイント2 田の字の間取り田の字型古民家は、主要構造部である田の字に並ぶ4つの部屋を中心として構成され、南側に縁側、
庭と外の景色を眺め、西側に仏間、床の間を配置することで、冠婚葬祭の行事の場として機能していました。
山間部や農村の生活の基盤となっていた田の字型古民家は、
県産材など地元の材料を巧みに組み合わせながら風雪にも耐えてきた伝統技術による作品とも言えます。

ポイント3 差鴨居の配置
古民家の場合は鴨居に大きな木材が使われていることがよくあります。
「差鴨居」という鴨居ですが、こ の差鴨居を入れることで両側の柱とその上にある梁とでH型の加工ができ、
これが強度的にも大変有利になるからです。
鴨居の高さも高いので柱との接地面も大きく横揺れには大変有利です。
年月が経過しても隙間なく固定されていることがほとんどです。

 

古民家は、そこに住む人より長く存在しています。
非常に価値のある柱、梁(はり)も豊富で、多くの思い出も詰まっています。
クロダハウスでは住み継ぐ人の思いに寄り添いながら、壊すより、
活かすリノベーションで、古民家再生を行います。

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