散居村~1ヘクタールのユートピア(富山県砺波市)
社内の「北欧リノベーションプロジェクト」で富山県の砺波平野に広がる「散居村」の勉強会を開催しました。
参加者77名でBS朝日で以前放送された「散居村~1ヘクタールのユートピア」という番組を視聴させて頂きました。
私がこの番組を見て「散居村」の成り立ちにとても感動したからです。
弊社では輸入住宅のスウェーデンハウスを取り扱っていますが、
北欧のスウェーデンには、
「1代目(親の代)で住宅、
2代目(子の代)で別荘、
3代目(孫の代)でヨットを買う」
といった、住宅・暮らしに対する思想があります。
祖父やその前の世代が残してくれたお家を大事に住み継ぐことでとても裕福に暮らしています。
消費税が25%で所得税が50%でも資産が残っていくのですね。とても素敵な暮らし方だと思います。
しかし、日本にもそんな暮らし方があったのです。
しかも身近な北陸の砺波平野にです。
この番組から散居村には、
「4代前(120年前)ワクノウチ、
3代前( 80年前)座敷・縁側・玄関、
2代前( 60年前)茅葺から瓦屋根、
1代前(祖父)基礎のやり替え(コンクリート)、
ご本人(息子さん)風呂・キッチン・トイレ改修」
といった、住まいを次世代へ大切に住み継ぐ文化があることを知りました。
最近では空き家が増えており、この約7,000世帯あると言われている散居村も例外ではありません。
空き家バンクにも登録が増えていました。
ぜひこの「散居村のお家を大事に住み継ぐ文化」を残すために貢献していきたいと思いました。
引用:BS朝日 番組名:「散居村~1ヘクタールのユートピア」より