古民家の見分け方

こんにちは! 🙂 

最近北陸は寒くなってきましたね。

季節の変わり目による風邪にはお気を付けください!

 

今回は、古民家に興味を持っていただくためのお話をしたいと思います。

 

まず、どんな古民家が古いのか、ということです。

築年数が分からない場合の目安になる事柄です。

下記の特徴があれば古い家と言えます。

①ちょうな仕上げの柱、とくに土間と床上境の柱がちょうな仕上げの家

②草葺き、板葺き、本瓦葺き

③軒が低く、大屋根が目立つ。町家も同じで、2階が無いか、あっても低い

④柱が内外とも1間ごとに立つ

⑤土間に独立柱が立つ

⑥隅が丸い柱や、曲がった柱がある

⑦長方形の断面の柱がある

⑧石場建て(石の上に柱が立っている)

⑨内雨戸、外回りに3本溝の敷居・鴨居がある。壁が多く閉鎖的。半間片引戸。

⑩暗く閉ざされた内部の雰囲気

⑪建物が大きいのに梁組の位置が普通より低い

⑫小屋束の貫が梁行、桁行で離れている

⑬全体に外観が重々しく、内部の柱や梁組の構成が重圧である

この項目に、当社のオープンハウスである東保の家も、リノベーション前では何点か当てはまるものがありました。

 

では、どのくらい古いものが存在するのでしょうか。

 

日本の木造建築は、社寺建築についてみれば7世紀後期の法隆寺西院伽藍から各時代連続して残っています。

しかし、民家は中世でも一般にはまだ小規模な粗末な造りで構造的には到底耐用年数を持つものではありません。

 

また、民家は本来実用的な建築であるため、住生活の変化や庶民の社会的・経済的位置の向上に伴って、次々に改築されました。

そのため、現在確実に中世の民家といえるものは兵庫県の箱木家住宅、古井家住宅、奈良県の堀家住宅など、数棟が知られているにすぎません。

およそ現在残っている民家の上限は江戸初期となるようです。

 

今回はこれで以上になります。

今私たちが住んでいる家も時代が進めば古民家になるのだなと思うときれいな状態で残したいですよね♪

今回も最後までご覧いただきありがとうございました。 🙂 

 

 

引用:民家のみかた調べ方/文化庁

 

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